2008年11月29日

ローマ1000年の歴史から投資を学ぶ


投資で利益を上げていくのに、知っておいた
方がいい事実、教えがあったのでその事を共有
したいと思います。


それは2008年の初めに、みのもんたが司会を
務めた、ローマ1000年記という番組の
中でのローマ帝国の英雄が言っていた言葉です。


ローマ帝国はイタリアのローマを中心として、
ヨーロッパの一体まで統制をしていた世界で最も
成功した国家です。


領土を広げていく戦争の時代から、平定後の大安の時代
に起こる政治腐敗まで様々な時代をへて1000年間
反映を続けたローマから学ぶ事はとても多いですが、その
歴史の中で、今でも語り継がれるほどの英雄のユリウス・
カエサルが言ったとても深い言葉があります。


“多くの人は自分が見たいと欲するものしか見えない。”



ユリウス・カエサルが生きた時代は今から約2000年も
昔の事ですが、この言葉は、現代を生きる人に対しても
そのまま当てはまる言葉です。



特に投資家は、いつの間にか自分が見たいものだけを
見てしまい、そして大きな損失を生み出してしまって
います。



去年の8月に起きたサブプライムショックという大暴落
までの日本のFX投資家は、右肩上がりに上がり続ける
為替相場を見て、まるでずっと上がり続けるかのごとく、
円を売って外貨を買って買って買い続けました。



昨日も上昇したから、今日も上昇するだろう。
明日も上昇するだろう。



ちょっとぐらい下落しても、またそのうち値段を
戻して、回復に向かっていくだろう。



そして日本中の個人投資家が買って、買って、
買い続けました。



そしてその結果、大暴落によって日本中が、壊滅的
損失を受けて、相場から撤退する事になりました。


その被害総額は3000億円とも4000億円とも
言われています。(日経新聞調べ)


1989年におきたバブル崩壊の大暴落を経験して
いるのに、同じ間違いを繰り返してしまいました。



まだ上がる、まだ上がると自分に都合のいいように、
相場を見続けていた結果です。



そして、「もう大丈夫だろう」と、再び、円相場を買って
いく行為を繰り返します。



これだけ下げたから、もう上がるだけだろう。


というあくまでも自分が見たいように相場を見て
しまっています。



そして、また下落、下落そして損失。


もう大丈夫。


そういえる根拠はどこにもなく、ただの推測でしか
ない事に気づいていません。



下落を続けているときは、相場は売りに力が働いている
ので、売る事で利益になります。


買っていく相場ではないのです。



見たいように相場を見るのではなく、ありのまま
あるがまま、先入観にとらわれずに見ていかないと
利益は上げられません。


たとえば、ドルの80円台も十分ありえます。


ユーロの200円突破だって十分あります。


ありえないと思う事が相場の世界では
本当に目の前で起きます。



特に今年の相場は、ありえない事が次々と
目の前でおきます。



見たいものを見るのではなく、あるがままに
相場を見て利益を上げていきます。



そして、低いところをでも下落が続くようなら
売っていき、高いところでも上がるのであれば、
買って利益を取っていきましょう。
↓↓
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すべての行動は利益を上げるためです。





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Posted by oki at 10:50│Comments(0)投資学
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